ご購入者向けガイド
UNJAILOIDを最大限活用するための完全ガイド
初期セットアップ
デバイス受け取り後の最初のステップ
- デバイスの電源を入れ、初期設定ウィザードを完了します
- Wi-Fiに接続し、システムアップデートを確認します(設定 → システム → システムアップデート)
- 強力なPINまたはパスワードを設定します(最低8文字以上推奨)
- 指紋認証を設定する場合は、複数の指を登録することを推奨
- Duress PIN(緊急時データ消去PIN)を設定します
Duress PIN(緊急時データ消去PIN)の設定
Duress PINは、緊急時にデバイスの全データを即座に消去するための特別なPINコードです。強制的にデバイスのロックを解除させられそうになった場合に、このPINを入力することでデータを保護できます。
- 「設定」アプリを開きます
- 「セキュリティ」→「画面ロック」に移動
- 「Duress password」オプションを選択
- 通常のPINとは異なる緊急用PINを設定
- 確認のため再度入力
⚠️ 警告:Duress PINを入力すると、デバイス内の全データが完全に削除されます。この操作は取り消せません。絶対にテスト入力しないでください。
💡 推奨設定:通常のPINと似ているが1桁だけ異なる番号にすると、緊急時にスムーズに入力できます。例:通常PIN「1234」→ Duress PIN「1235」
必須セキュリティ設定
🔄 自動再起動
指定時間後に自動的に再起動し、メモリ内の暗号化されていないデータをクリアします。
推奨: 72時間
📶 Wi-Fi MACランダム化
接続ごとにMACアドレスを変更し、追跡を防止します。
推奨: 接続ごとにランダム化
🔒 USB接続のブロック
ロック時のUSBデータ転送を無効化し、物理的攻撃を防止。
推奨: 充電のみ許可
📍 位置情報サービス
アプリごとに位置情報アクセスを制御。
推奨: 使用中のみ許可
🌐 ネットワーク権限
アプリごとにインターネットアクセスを制御。
推奨: 必要なアプリのみ許可
📸 カメラ/マイクインジケーター
使用中は画面上部にインジケーターを表示。
推奨: 常に有効
プロファイル分離の活用
GrapheneOSでは最大32個の独立したユーザープロファイルを作成できます。用途ごとにプロファイルを分けることで、データの完全な分離が可能です。
推奨プロファイル構成
-
メインプロファイル:
日常使用、基本的な通信アプリ -
仕事用プロファイル:
業務関連アプリ、ビジネス通信 -
匿名プロファイル:
VPN必須、暗号化通信のみ -
金融プロファイル:
バンキングアプリ、暗号資産ウォレット専用
推奨アプリ一覧
アプリのインストール方法
GrapheneOSにはGoogle Playストアがプリインストールされていないため、以下の方法でアプリを入手します:
- ブラウザ(Vanadium)で下記のアプリリンクにアクセス
- 「ダウンロード」ボタンをタップ
- ダウンロード完了後、通知からAPKファイルを開く
- 「インストール」をタップ
- 初回は「不明なアプリのインストール」を許可する必要があります
// 必須アプリ
// 推奨アプリ
💡 セキュリティのヒント:各アプリインストール後、必ず「設定 → アプリ → [アプリ名] → 権限」から不要な権限を削除してください。特にネットワーク、位置情報、カメラ、マイクの権限は慎重に管理してください。
上級者向け設定
開発者オプションの有効化
- 設定 → デバイス情報 → ビルド番号を7回タップ
- 設定 → システム → 開発者向けオプションが表示される
⚠️ 注意:開発者オプションは上級者向けです。不適切な設定変更はセキュリティリスクを生む可能性があります。
サンドボックス化されたGoogle Playの設定
GrapheneOSでは、Google Playサービスを特権なしのサンドボックス環境で実行できます。これにより、プライバシーを保ちながらGoogle Playアプリを利用可能です。
- 設定 → アプリ → 新しいアプリのインストール
- Google Play Storeをインストール(Apps app から)
- Google Playサービスが自動的にサンドボックス環境で実行される
- Googleアカウントでログイン(匿名プロファイルでの使用は非推奨)
💡 推奨:Google Playが必要な場合は、専用のユーザープロファイルを作成し、そこでのみ使用してください。メインプロファイルはGoogle-freeに保つことを推奨します。
ネットワークセキュリティの強化
DNS over TLSの設定
推奨DNSプロバイダ
- Quad9: dns.quad9.net(マルウェアブロック機能あり)
- Cloudflare: one.one.one.one(高速)
- Mullvad: dns.mullvad.net(プライバシー重視)
LTE専用モード
2G/3G/5Gを無効化し、LTEのみを使用することで攻撃面を削減します。特に2GはIMSI catcherなどの攻撃に脆弱です。
💡 注意:LTE専用モードでは、LTEカバレッジが無い地域で通信できなくなります。移動が多い場合は慎重に設定してください。
バックアップと復元
GrapheneOSにはSeedvaultが統合されており、暗号化バックアップが可能です。
- 設定 → システム → バックアップ
- バックアップの保存先を選択(USB、クラウドなど)
- 12語のリカバリーコードを安全な場所に保管
- 定期的なバックアップスケジュールを設定
⚠️ 重要:リカバリーコードは絶対にデジタル形式で保存しないでください。紙に書いて、安全な場所に保管してください。
トラブルシューティング
アプリがインストールできない場合
- 設定 → アプリ → 特別なアプリアクセス → 不明なアプリのインストール でブラウザを許可
- ダウンロードしたAPKファイルを再ダウンロード
- ストレージ容量を確認(設定 → ストレージ)
- デバイスを再起動して再試行
アプリが正常に動作しない場合
- アプリに必要な権限が付与されているか確認
- アプリのキャッシュをクリア(設定 → アプリ → [アプリ] → ストレージ → キャッシュを削除)
- アプリを最新バージョンにアップデート
- ネットワーク権限が必要なアプリには許可を付与
- 必要に応じてアプリを再インストール